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DJI INSPIRE 3導入2年レビュー|熊本の映像制作現場から
熊本を拠点に九州全域で映像制作・ドローン空撮を行っているコマンドディーです。
今回は、DJIのハイエンドドローン「INSPIRE 3」を導入してから約2年が経過した今、実際の現場での使用感や感じた魅力についてご紹介します。
INSPIRE 3が映像を撮るために最適化されたと感じる理由

DJI inspire3 02
DJI INSPIRE 3は、2023年4月13日に発表された空撮用ドローンです。発表後即座に導入を決定しました。
導入当初から今日に至るまで、INSPIRE 3は様々な撮影現場で圧倒的なパフォーマンスを発揮しています。
特に「脳内でイメージした通りに機体が動く」という直感的な操作性には驚かされました。
一般的なドローンでは、下降時に自機の風に巻き込まれ不安定になることがあります。しかしINSPIRE 3では上昇・下降の挙動がほぼ同じスムーズさで、安定したフライトを実現。
また、超低空飛行でも地面からの風の反射やセンサー干渉に強く、常に安定した挙動を維持する点は、狭所撮影や建物際のフライトで非常に重宝しています。
一連の流れがスムーズに想像通りに挙動するので、時間がない、演者さんの負担をかけることができななど、現場で1、2回しかトライできない状況においてこれほど安心して利用できる機体はないと感じています。
映像制作現場で実感したINSPIRE 3の性能

熊本市内の撮影現場で使用されたDJI INSPIRE 3。2年間の運用実績あり。
INSPIRE 3が真価を発揮するのは、その圧倒的なカメラ性能です。
搭載可能なレンズは18mm / 24mm / 35mm / 50mm / 75mmと豊富で、現場ごとに絵作りを柔軟にコントロールできます。
さらに、全てのレンズでRAW・ProResといったハイエンドフォーマットでの撮影が可能。ポストプロダクションでの編集耐性も高く、シネマクオリティの映像を安定して提供できます。
多様なレンズで実現する映像表現の幅広さ

コマンドディーHPで運用中の複数ドローン。INSPIRE 3をはじめ、各種ミニドローンとGoProも活用。
現場や撮影内容に応じてレンズを交換できることは、表現力の大きな武器です。
広角でのスピード感あるショットから、望遠での圧縮効果を活かした映像まで、レールやクレーンでは再現できない自由なアングルを空から提供できるのはINSPIRE 3ならでは。
ドローンを超えた撮影機材としての可能性

熊本の山々を背景に2機のINSPIRE 3がシンクロ飛行。ドローン性能を象徴する一枚。
INSPIRE 3は「ドローン」という枠に留まりません。
まるで空を飛ぶクレーン、あるいはジンバルそのもののように、**一貫したダイナミックな映像表現が可能な“飛ぶ特機カメラ”**です。
今まで地上のレールやクレーンで行っていた撮影が、空から一台で完結できる。それにより撮影時間の短縮とコスト削減も実現しています。
内部リンク(関連ページのご案内)
▶︎ INSPIRE3での実績はこちら
https://command-d.com/works/works-keyword/inspire3/
まとめ|熊本・九州でのドローン空撮はコマンドディーHPへ
導入から2年が経過しても、INSPIRE 3は常に現場の中心にあり続けています。
その直感的な操作性、ハイエンドな映像クオリティ、そして特機としての応用力は、今後も熊本・九州エリアでの撮影において大きな武器となるでしょう。
今後は、各種オプションパーツや拡張機能についても、順次このブログでご紹介してまいります。
九州エリアでのドローン撮影をご検討の際は、ぜひコマンドディーHPにご相談ください。